−玄米はとにかく体にいい!とは限らない。食べ方、発芽玄米などー

玄米が体によいためにはいくつか条件がある、
逆に条件を満たさなければ害がある、というのが近日のおれの認識。


虚弱の人は玄米オンリーは避けて、バリエーションをつける。
消化に負担かけたくない時は玄米じゃないほうがいいね。


すげーちゃんと噛みつづけてる自信があるか
胃腸がよっぽど元気
でないとね。
要は玄米すげー消化に負担かかるので、それをクリアすることが条件。
しないと消化不良で栄養取れてないし、胃腸に余計なコストをかけて
ダメージを蓄積して代謝の効率を悪化する。


☆クリアするには☆
精白率にバリエーションつける、
食い時は元気な昼、
おかゆにする、
さいきんは発芽玄米にするという技を試してるとこ・・・
酵素玄米にするのも同じく消化にやさしくなるっぽいな。


で!・・・
いま調べたことのメモをプラス!
「フィチン酸の作用で、吸収されうミネラルが減るため玄米は白米に栄養価で劣る」



穀類・豆類に多く含まれるフィチン酸
そいつはミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)と結合する
フィチン酸と結合したミネラルは水に溶けないため腸からの吸収が阻害される
(つまりいろんなものとくっついて体外へ排出する=解毒作用がコレ)

たとえばこういうこと、、、
例)玄米は白米の二倍のカルシウムを含むが、玄米食で体内に蓄積されるカルシウムの量は精米食の三分の一しかありません。

ミネラルの摂取が低くなると虚弱になるよなー。
これって吸収栄養価でみれば 玄米>白米 じゃん。食物繊維をのぞき。
食物繊維は米からとる必然性はないので、
「玄米はくわないほうがいい」という結論になる。
これは玄米のよしあしの結論を無条件にあたまから転倒させる話だ!・・
玄米が体にいいは真っ赤な嘘ってゆーか逆に悪いしってことに。
玄米は体にいい派との論点の対決を待つ・・・


−玄米フィチン酸問題のゆくえ−


結論:

’無農薬の玄米を適当な時間浸水(半分発芽)をして炊き、ちゃんと噛んで食べれば玄米は体によい。’


解毒作用を短期(半年以内)で特化するなら浸水しない玄米をおかゆにして、ミネラル分を他の野菜で補えばいいと思う。
胃腸君は、完全に発芽玄米にするか、分搗き米で食べればいいみたい。デトックスもするなら浸水しない玄米粥を挟んで食べる?
(*また疑問が。分搗き米だと浸水して発芽システム働くのか?働かないなら解毒作用が弱まるだけで、玄米よりいい点ない。)


要点は、
発芽玄米にすればフィチン酸問題を解決して、玄米のいいも生かせて、解決!
っていう理論の途上にあった。
米は水に浸した瞬間に発芽モードになる。
するとフィチン酸を分解し始める。
これを完全に進めれば発芽玄米。
これを中ほどまで進めればいつもの数時間浸水した玄米。芽の部分がちょこっと膨らんだ状態。
フィチン酸の分解は少なくとも浸水8時間で完了すると下のリンクでは言っている。


*1まとめ
*2フィチンの罪
*3フィチンの功
*4奥津典子がフィチン酸について発言