10 things about in Okutama

1。白いポニーを散歩してる人が住んでた。

2。極上の緑と影と風 そして水のせせらぐ流れ

3。ドボン!!

4。冷たっ!川に水、ハンパないです。流れ速っ!

5。外人の様子を見て。フリーだよね。てゆーか色んな事を前面に出している。感情を口から出し、他人への視線を手加減せずに向ける。おれはあの様子に憧れとスタンダードを抱いてきたんだな。それのとなりに日本人の様子があると、いかにもダサくて嫌になってしまう。そしてどこか罪深く、恥じらう屈服した感情も持ち合わせている。

6。おばちゃんたち!自然に抱かれ、風に吹かれ、何かを抱くというのが息づいている素晴らしい人達だ。その気持よさ、ホスピタリティみたいな「情」のようなものだけじゃない。彼女たちはあそこに確実に息づいている。あの場所が気に入って、愛が息づいている。その息づいているものが、あの様子を作り出し、それが来たおれたちなんかに向けられている。そうではないだろうか?

7。田舎で、自然に囲まれ暮らすということ。。作物を育て、風に吹かれ、土地と人とつながっている。そういうことが大事なんだと思う。ただ自然、田舎、に住む ってのとは意味がきっと違うと思った。そのどれもせずに、土木で稼ぎ便の悪い場所に少し大きめで自然以外なんにもない所にくすぶる という表現もできるわけだ。

8。日帰りで来れる という東京の美徳であって 日帰りでくるにはあまりにも口惜しいもったいな過ごし方。それほど素晴らしく豊かな場所だった。最低三四日、一週間は。一ヶ月いたっていい。

9。ダイナミズムの中に生きること。
もうにのとあった時、ぜんぜん元気なかっただるかった。立川を超えたあたりから、自分の近場との一線を超えテンションが上がってきた。中略。身体が動く動く。いったん川に入って凍えるような気持ちになって出たあと、あの山道をスキップでもするようにはしゃぐ気持ちでスイスイ足が前に跳ねて進んでしまう。と思ったら、ドボンで急に寒くなり、いけなくて中だるみし、と落ちるけど、少しするとまた元気に動き出す。帰りの散歩ぎみに知らない駅にたどり着いて、馴染みの道路に響く騒音と赤白ストライプの711、住所が奥多摩ということが少しだけ声の張りに明るさを感じさせたアイスのレシート、さいごまでそんな上がったり下がったりの繰り返しだった。張りがある。環境がある。動きと鼓動がある。そしてきっと人共にってのがね。そこにダイナミズムがどうやら存在していて、その中に生きるということをやった気がする。

10。さかな。なんとかって東京で一番高い山の山頂の手前の川から釣ってきた魚。うまいぞ
川魚が臭いんじゃなかった、汚染された水と食べ物のなかで育った魚が、その内蔵にたまったものが臭かったんだ。標高の高いそこで取られた魚は、身はほくほくとみずみずしさと締まりがあり、臭くなんかちっともなく、塩焼きがすごく活きている。そこのおばちゃんはそのことを全部分かっていた。